宮城県は精神科専門医制度の研修施設として26施設[http://www.jspn.or.jp/specialist/search/pdf_list/shisetu_tohoku.pdf］が認定されています。古くから地域精神医療を重視し、地域の保健所などを中心とした訪問活動を活発に行い、今でいうアウトリーチ型の地域生活支援を実施し、さらに、できるだけ精神科病床数を抑え社会復帰に力を入れた精神医療を行ってきました。また、精神科スーパー救急病棟、認知症疾患センター、アルコール専門病棟など様々な特徴を備えた病院があります。児童精神医療は、県立こども病院、県立精神医療センター、県および市の児童相談所、大学病院などが相互に連携をとりながら行っています。精神病に対する早期介入に関して、大学病院や県立精神医療センターが中心となり全国的にみて最も進んだ医療制度を展開しています。（Ｈ19.12　文責　松岡洋夫）